年の始めをお祝し、国家・万民の平和を祈願します。

新成人一同、大神様に成人を迎えたことをご報告し、感謝を致します。

昨年までお世話になった御守・御札・縁起物に対して感謝を申し上げ、浄火によって炊き上げます。

立春の日の前の日曜日に、その年の厄年・還暦の方に「福男」「福女」となって戴き豆撒き神事を行います。豆には「当たりくじ」が付いていたり、境内では振る舞い、野菜市が開かれ、毎年参拝者で賑わいます。

お稲荷さんの吉日「初午の日」（当社旧暦の初午の日）をお祝いして、万民の商売繁盛、家内安全、身体健全を祈願します。引き続き、古くから伝わる「くど」に釜を乗せて熱湯を沸かし、安産祈願・健康祈願の神事を行います。

本年の五穀豊穰をはじめ、全ての産業の発展を祈願します。

御祭神のご鎮座に由来する最重要な祭典で、お祝いや日ごろの感謝を申し上げるとともに、氏子や地域の今後の平和・安全・発展を祈願します。

神様を神輿に乗せて大名行列とともに氏子区域内を練り歩き、町内安全・万民和楽を祈願します。また、神輿が神社に帰還すると同時に餅投げなど余興がおこなわれます。

神幸祭渡御

大名行列　奴のねり（市指定無形民族文化財）

江戸時代から続くこの伝統行事は、元は市原稲荷神社の祭礼として行われていたもので、十万石の格式を持つ「秋田出来守」という架空の殿様が神社の神輿を警護するといった形を表しています。行列には絢燗たる山車も登場し、お祭りに華を添えます。

新町の山車（市指定有形民俗文化財）

市原稲荷神社の祭礼に刈谷城下の各町内から奉仕された山車の１つで、新町のものです。

半年に一度、茅で編んだ直径2.5mの輪を順番にくぐることによって、人に降りかかった目に見えぬ罪や穢をお祓いし、夏が無事に過ごせるように祈願します。

先の戦争で国のために礎となられた地元出身の御英霊に対して、御遺族参列のもとで感謝の気持ちと慰霊の誠をささげます。

子供の成長を神様に感謝し、幼児がしっかりとした児童に育つよう祈願します。

本年の五穀豊穰・全ての産業の発展を感謝します。

夏越大祓式と同じく、半年に一度のお祓いをしたうえで、来る新年がよき年であるように祈願します。