八朔の祭りは市原竜王宮の祭りでした。市原竜王宮は雨乞いのお宮なので、領分中の祭りで盛大でした。徳川家康の江戸城入府の日ともかさなって、元刈谷村や高取村・吉浜村から獅子が出たり神楽の奉納がありました。延享3年(1746)の祭りは特に盛大で、この年笠鉾が刈谷町11本、元刈谷・熊・高津波の城下3か村からそれぞれ3本出てるという盛況でした。
市原竜王宮の祭りには、よく花火が奉納されました。筒物から大流星・中流星・立て物などが史料に記されています。花火は丹生川社になってからも行われ、境内で手筒花火などが戦後もしばらく続けられ賑わいました。
今日では旧暦の8月1日に執り行われています。時代と共に花火の奉納は行われなくなりましたが、大切な祭事のみ続いております。